日本では2020年3月に発表された2018年度のゴミ総排出量は年間4,272トンにも上ります。東京ドームに例えると約115杯分もの量を廃棄していることになります。あくまでもこの数字は一般廃棄物の量ですので、産業廃棄物も含めるともっと多くの量のゴミを廃棄していることになります。
最終処分場にも限りがあります。2020年3月に発表された最終処分場の残余年数は、21.6年といわれています。
このままのペースでゴミを破棄し続けていると、約22年後にはゴミを埋め立てる場所がなくなってしまうということです。
廃棄物を単に処理するだけでなく、処理の際に発生するエネルギーを回収して利用する。
NEISは循環型社会を目指すSDGsに貢献するべく日夜研究開発を行っています。
処理に困った廃棄物を “燃費ゼロで処理する ”ことができます。
また、処理物の成分含有量により回収率や回収物の成分も変化します。
ネイスでは、廃棄処理物について、炭化減容状況の分析、また、油脂分抽出率や詳細、油脂分以外の特定抽出物(香料など)の分析調査のご相談を承わります。
これら分析をベースにご希望の処理量に基づき、基本計画システムのご提案を行います。
地域により関連法令が異なります。
反応窯内を過熱水蒸気により高温無酸素状態にし、タイヤやプラスチック等が混合したゴミから、自然再生エネルギー発電の燃料として使用できる再生燃料資源を抽出でき、自機のボイラーや過熱水蒸気の燃料としても使用していく、高次元の環境&経済効率を期待できる廃棄物処理プラントです。
Regerはどのような廃材でも選別が不要で一括投入し、微細な蒸気粒子により熱伝導がとても高い過熱水蒸気で気化及び炭化させる機能を誇っています。さらに金属類は不酸化状態で抽出できる性能も見逃せません。
廃プラ系廃棄物には泥砂や内容物残渣、また金属類の非樹脂系材、また農業廃プラなどには農薬も付着している場合があります。当機はこれらの浄化設備も必要なく、水分排除のために1日保管したものをそのまま投入することが可能です。
圧着フィルムなどの複成分素材や複雑な複数素材構成物、そして、塩ビ系樹脂、これらは安易にペレット(フレーク)化することは困難です。本機は塩ビ系廃棄物からも、無酸素状態の良質な再生油分等を抽出することが可能です。
ガス化抽出した油分燃料を使用し、本機ボイラ及び過熱機での燃料として再生利用するシステムです。初期起動時以外には作動用燃料は必要ありません。作業費用としては人件費と制御用電気代が主なコストとなり高い収益性を誇ります。
専用の排煙浄化装置と排水浄化装置が用意されています。排煙浄化装置は蒸気ボイラー、過熱装置、分解炉の調温加熱機の高精度排煙浄化を行います。排水浄化装置で浄化処理した浄水の一部は蒸気ボイラで循環使用していきます。
タイヤ450kgを段階的に熱分解処理を行いました 。
廃タイヤは、ワイヤーと炭と油になリました。
熱分解後の各重塁はワイヤー111kg、炭化物(炭)133kg、重油約180Lになります。
世界有数の圧縮機、冷凍機の技術をベースに開発したスクリュタービンを採用してます。
熱源変動に強く、高効率な発電が可能です。